この日は今年から国民の祝日に制定された「山の日」です。あっと言う間の3日間、成果発表会では初見で3日間で仕上げた曲もありました、プロ顔負けです。
ニセコからの羊蹄山(蝦夷富士)を眺めながら、音楽の裾野とは何か自問自答してました。山が高ければ裾野は広いのか、裾野が広ければ山は高いのか、、、日本の子ども達を取り巻く音楽環境に目をやると、、、レベルは確実に高くなってきていますが、誰もが心から楽しんで音楽をする土壌がまだまだ足りない気がしてます。
ニセコからKitaraへ駆けつけて、HBC(北海道放送)ジュニアオーケストラのサマーコンサートを聴きました。会場には保護者の方やOB、OG、ステージには知っている生徒達、、、52年の歴史を誇る老舗オーケストラです。ブラームスの1番は子ども達にとっては富士山のような、エベレストのような、、、でも挑むんです、登るんです! 「そこに山があるから、、、」
演奏も素晴らしく威風堂々としたものでした(この日のアンコールはエルガー作曲の威風堂々でした!)
指揮者の阿部先生のタクトのもとに、見事に若きパワーが結実していました。
コンサートマスターの重責を担ったM君、ソロも瑞々しい音で輝いていました。毎週雨の日も雪の日も旭川から練習へ通って、、、保護者の献身的な努力に支えられた成果ですね。お疲れ様でした!